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「おばか養成マシーン」の功罪

以前、他塾のある英語の先生がこんなことを言っていたのを覚えている。

「ある朝、ふと英語の辞書を眺めていて、気がついたら夕方になっていたことがあるんです」

多少、誇張した話かもしれないが、確かに似たようなこと・・・例えば、夜、本を読んでいるとき、あるページで自分の「考え(妄想)」の中に入って、気がついたら朝になっていたとか、車を運転していて帰宅したとき、自分がどこをどう通ってきたか覚えていなかった(危ない、危ない)とかは、何度か自分でも経験したことがある。

「集中」している、という状態は「無」の状態ではなく、このように「考え」が頭の中を駆け巡っている・・・つまり、「脳」の中を大量の電気が走り回っている状態である。

もちろん「勉強」しているときも、ある1つの問題を2~3時間集中して考え続けた経験があるが、そんな時は決まって「時間」を忘れているので、時計を見て驚く。

本当の「集中」は、外部からの刺激ではなく、自分の(脳の)主体的な活動である、と思う。

ところが、10年ほど前の保護者面談で、ある保護者の言葉。

「うちの子(小学校2年生)はゲームをやると5時間くらい平気でやってるんです。これって「集中力」を養うのにいいですよね」

それに対して、私は次のようなことを言った(と記憶している)

「・・・・・・。お母さん、いいですか。○○君は集中「している」のではなく、集中「させられている」んです。世の中の普通の状態の中で、あれほどの「音と光の刺激」がありますか?ゲームを野放しにやらせていると普通の状態で「集中」なんかできなくなりますよ」

強すぎる「音と光の刺激」は「脳」を壊す。

10年ほど前に起こった「ポケモンショック」がいい例である。テレビ番組中の大きな「光の刺激」が原因で、全国の多くの子どもたちが「光過敏性発作」などを引き起こして病院に搬送された。

壊されるのは「前頭連合野」である。この「前頭連合野」が破壊された状態を、当時は「ゲーム脳」と呼んだ。

強い「光」と「音」にしか「集中」できないから、他人の気持ちや痛みを想像できない、ゲーム以外から達成感を感じられない、周りの目が気にならない、現実の世界に興味が持てない、そして勉強に「集中」できない。

こんな「やっかいな道具」を売って金儲けをすることを「よし」とする「経済至上主義」にも腹がたつが、それ以上に、「ゲーム脳」の警告を無視して「みんなもやらせているから・・・」と自分の子どもにも与えている「自立できない」親にはもっと腹が立つ・・・自殺行為に等しい。

症状の大小はあるが、今のほとんどの子どもたちは「ゲーム脳」に犯されている。

これがなければ「ゆとり教育」の理念も半分は達成されたのかもしれない。

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